宮崎県(マンゴー県)にしかない少し変わった条例

家族読書条例(高たか千ち穂ほ町)

第5条(家庭の協力)
各家庭は、学校と連携しながら学校が策定した家庭読書計画に積極的に参加し、協力するものとする。

 

第6条(モデル校の指定)
教育委員会は、家族読書の調査研究を行うため、必要に応じてモデル校を指定することができる。

 

日本神話の里に降臨した、ユニーク条例

子どもたちに読書の習慣を根付かせる政策なら、全国各地に広く普及していますが、正式に条例として定めている自治体は珍しいです。「家族読書条例」というタイトルとは印象が違って、家族よりもむしろ、学校や教育委員会へ義務を課す条例のようですね。

 

「ガキに本を読ませることなんか、役場のやる仕事か?」との批判もありえますが、読解力はすべての学力の基礎。悪くない働きかけだと思いますよ。著者の私だって、本を読まない人々が、これ以上増えては弱ってしまう職業柄ですし、この取り組みは助かります。

 

小中学校は、家庭やPTAと連携しながら「家族読書計画」をつくり、子どもが本を読む週あたりの回数や時間、ならびに、家族はどのように協力すべきか、努力事項を定めています。

 

家族読書の「モデル校」に選ばれている町立中学校では、74人の生徒が年に4000冊を読破することを目指しているそう。また、図書室の隅や廊下には畳が敷かれ、座って本が読めるように工夫されています。

 

教育委員会は、図書館の蔵書情報を提供したり、絵本の「読み聞かせ」ボランティアの育成や支援を行います。でも、外に出て思いきりハシャギ回ることも忘れないで欲しいですね。

 

うなぎ稚魚の取扱いに関する条例(宮崎県)

東国原英夫知事によるPR努力の甲斐あって、全国的にも知られるようになりましたが、宮崎はウナギの一大産地なのです。

 

ウナギは、ものすごい深海域で産卵するといわれており、現代の養殖技術では、ウナギを卵から育てるのは不可能。なので、まずは広い海から、ウナギの稚魚(しらすうなぎ)を捕獲しなければ始まりません。

 

そして、稚魚の乱獲などを防ぐため、捕まえるには知事の特別許可が求められています。ウナギが貴重で値段が高いのは、ここに秘密があるんですね。

 

この条例は、許可なく25センチ以下のウナギ稚魚を譲り受けたり、譲り渡したり、所持をしただけで犯罪(1年以下の懲役または50万円以下の罰金)とされます。

 

ちなみに、ピッキング用具の所持罪や、サーバーコンピュータへの不正アクセス罪などと同じ重さの犯罪です。
がんばれ小林!! 小林市ふるさと寄附金事業要綱(小林市)
どうやら「がんばれ小林!!」まで正式名称に含むようです。小林市に寄付(ふるさと納税)をした人は、その寄付金の使い道について「環境・観光事業」「子ども関連事業」「健康推進事業」「若者定住事業」から選ぶことができ、市はその選択のとおりに使ってくれるそうです。

 

運転中の携帯電話使用追放都市宣言(串間市)

交通問題の一部をピンポイントで突く都市宣言です。携帯電話で通話しながらクルマを運転する行為につき、道路交通法に禁止規定が置かれた時点より2年以上も早く、1997年に出された宣言ですから、串間市には先見の明があったといえるでしょう。

 

ハンドルを握りながらの通話は、飲酒運転やスピード超過ほど、運転手本人が罪悪感を持ちづらいのか、なかなか減りませんね。「安全は、かけるベルトにかけない電話」を合言葉に、串間市は、交通事故の防止を呼びかけます。

 

おもいやりGネットワーク設置要綱(五ヶ瀬町)

「ごかせ町」の頭文字がG≠ナすね。町内の高齢者や児童生徒、障害者などに、自治会やNGOが声をかけたり日常生活を支援したりして、虐待などを早期発見するネットワークです。