宮崎県(マンゴー県)

宮崎市は、全国でもまったく新しい都市をつくって県庁を置いた唯一のケースです。宮崎県は最初、都城県と美々津県に分かれていました。それをまとめるとき、普通ならどちらかの県庁所在地をとるところ、新都市を建設したのです。

 

宮崎県という名前は宮崎市から来ているように思えますが、実は宮崎郡に所在するので町の名前を宮崎としたというのが正しいと言われています。

 

宮崎市はかつて新婚旅行のメッカとして人気がありました。椰子並木は空港に着いたときから南国ムードを盛り上げ、青島海岸は鬼の洗濯板といわれる奇観があります。

 

近年では、観光県としての命運を懸ける形でシーガイアが建設されました。大型の屋内人工プールをもつオーシャンドーム、サミットにも使えるという巨大ホテルなどたいへんな意気込みで、サミット(先進国首脳会議)の誘致もめざしています。

 

綾町はいわゆる「有機農業条例」などにより「綾ブランド」のイメージアップに成功し、共同通信社の「首長が選ぶ元気な自治体番付」で堂々横綱に選ばれました。昭和天皇の皇女島津貴子さんのご主人は薩摩の殿様でなく、佐土原藩主の家柄。

 

北部の中心である延岡は内藤氏7万石の城下町ですが、現在では旭化成の企業城下町であり、宗兄弟などのマラソンでも有名。ここから五瀬川を上っていくと高千穂で天の岩戸と称されるものがあり、11月には夜神楽が奉じられます。高千穂渓谷は40分かけて手こぎボートで下るコースが人気。

 

都城を中心とする県南は主として薩摩藩領で鹿児島県との結びつきも強い。都城盆地の北西にある高崎町は、環境庁が実施しているスターウォッチングで7回も一位になった星空が自慢です。

 

宮崎では男性はのんびりしていますが、女性は活発で行動的と言われています。女優の斎藤慶子や、貴乃花夫人の河野景子、弁護士の福島瑞穂などが典型かも知れません。

 

郷土料理「ひやしる」は熱いご飯に冷たいスープをかけたリゾットといったところで南国らしい食べ物。「霧島」や「高千穂」といったそば焼酎は観光地としてのイメージとマッチしてヒットしました。

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